【岐阜県】ラクアデイサービス関ひがし

私たちの目標は「自立支援」です。
それには至れり尽くせりのおもてなしではなく
利用者様に本当に必要なことを考え、
実行できるように支援することが「おもてなし」と 考えます。

ラクアデイサービス関ひがし

フロンティーク株式会社 / 岐阜県関市

ラクアデイサービス関ひがしは2012年フロンティークで2番目に出来たデイサービスです。
2018年のある日関ひがし店の看護師さんが「手書き業務が多すぎて利用者さまとかかわる時間が取れないのですが、この業務が簡単に出来るパソコンとかソフトとか無いでしょうか?」
と言った事がきっかけでICT機器の導入。そして『ラクウェア』開発へつながりました。施設が出来て7年程はアナログな業務が中心だったラクアデイサービス関ひがしでしたが、
ラクウェアで出来た『時間』で新しい取り組みも行っています。

ー 施設の概要を教えてください。

ラクアデイサービス関ひがしは定員45名の大規模デイサービス。
大規模でありながら、平均介護度は高く、専門的なケアが必要な利用者様に質の高いサービスを提供しています。
営業日は月曜日から土曜日、サービス提供時間は9時から16時15分までで、大半の利用者様が1日ご利用されています。
私たちの「ビジョン」は” 岐阜県の通所介護施設で、介護度を最も改善し、ご利用者様やご家族様に、価値ある人生を提供する。”です。

ー 施設で力を入れている事や工夫している事を教えてください。

自立支援の観点から、利用者様の自発性を促すようなサービスが提供できるように工夫しています。入浴の際にできる限りご自身で整容などができるような自助具を導入したり、地域で販売するアクセサリー類の製作活動などに力を入れています。
また、働くスタッフがそういった取り組みに関われる時間や環境づくりのために、書類業務や事務作業の効率化をすすめています。

ー ラクウェアを導入してからの業務で変化した事はどんな事がありますか?

毎月CMさんから頂く提供票をExcelで作ったカレンダーに手書きで書き写し、利用の管理をしていました。この作業だけで見直しを含めて半日以上時間が必要でした。
また、利用変更があるのでそのたびに修正テープで上書きして修正していました。
ラクウェアを導入してから2時間程度でプランナーへ登録できるようになり、さらに利用者を週ごとに管理する『週間利用者表』に関しては毎週末に次週分を1時間程度かかってExcelで作っていましたが、今はワンクリックで出すことができるようになりました。

ー 請求の際はどうですか?

ラクウェアはそのまま請求出来ませんが、毎日行っていた利用時間の記入や入浴、送迎減算、機能訓練の有無などのチェックが必要無いので請求ソフトに入力しながら確認をしています。
請求管理で大変な事は、日々の利用内容が間違っていないかの確認が一番大変でしたので、この部分が他のスタッフと共有できる事で安心感もあり請求ミスも無くなりました。

ー ICTの導入を検討している方へ、アドバイスがあればお願いします。

私たちが営業している岐阜県も少子高齢化が進行しており、人材不足は大きな課題です。スマホを使いこなしている若い世代に働いて欲しくても、手書きの作業を続けていては逆に入職を断られてしまう時代がくるとも感じています。さらにLIFEの運用がはじまり、ICTでのデータ連携が介護業界でも必須になってくのは確実。いまは良くても、結局数年後に大きな変化を求められることになってしまいます。だからこそ、いまから少しずつ挑戦していくことが大切だと思っています。
システム導入の際には、経営者、施設の管理者、そして実際にそれを使っていくスタッフの3者がしっかりと打ち合わせをして同意していることがなにより重要だと思います。経営者が良かれと思って導入を決めても現場で活用されなければ意味がありませんし、現場が望んでいても経営者が費用対効果を理解していなければ導入はあり得ません。導入を検討する段階から、しっかりと3者で話し合いを重ね、目的や効果を共有しておくことがICT導入成功の鍵だと思います。

ラクアデイサービス関ひがし

〒501-3821
岐阜県関市平賀町1-39
TEL:0575-21-3233
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